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天井のシミは雨漏りだけじゃない?ほかの原因や対処法を教えます!

ご自宅の天井にシミを発見したら、真っ先に雨漏りの心配をしてしまいますよね。

シミを発見出来たら、まずなにをしなければならないか、、

天井にシミがある場合は、はじめに原因を特定し修理しなければなりません。

シミの原因が水漏れなどの問題であれば、その場所を修理作業する必要があります。

もしシミがわずかな小さなものであれば、ご自身で市販の天井塗料やシーリング剤を使用し

塗りなおすことが可能です。

しかし、発見が遅くなりシミが大きい場合は構造的な問題が考えられますので

業者に依頼し、点検してもらうことをおすすめします。

では雨漏り以外にどのような原因があるのか、あわせて対処法をご案内いたします!

 

散水調査

 

天井のシミの原因

天井のシミの原因は、様々な原因が考えられます。

一般的な理由としては、屋根からの漏水や水の蒸発、湿気やカビなどの菌の成長が考えられます。

では、ほかにも詳しく原因をあげていきましょう。

 

漏水

屋根や配管から水漏れが発生してシミになってしまうことは、よく起こりがちで一般的な原因です。

屋根の破損やひび割れた配管、雨水が建物内部に侵入しそして壁の浸透により水が天井に浸み込んでしまい、シミができてしまうのです。

あと壁や天井に埋め込まれた配管が破損や劣化することで、水漏れが起こり天井にシミができてしまうこともあります。

ほかにも浴室のシャワーやバスタブ周りのシーリングや防水材の劣化による水漏れや

窓やドアのシーリングの劣化により雨水が建物内部に侵入してしまうことも考えられます。

漏水の原因を特定するには、天井のシミが発生している場所や天候の条件、漏水が起こってしまう頻度などを詳しく調査する必要があります。

そして建物のメンテナンスや修理を行うときは、自分自身で判断し修理を行うのではなく

必ず業者に依頼し点検してもらうことをお勧めします。

 

水の蒸発

何らかの理由で天井に水がこぼれたり漏れたりした後、水は天井材料に浸透します。

天井材料は吸収性があるので、そのまま水を吸収し保持することになります。

そして外部の温度や湿度を受けながら、天井に浸透した水は徐々に蒸発していきます。

このときにその水に含まれる汚れや色素が天井に残ってしまい、シミとなるのです。

水が完全に蒸発しても、水中に含まれるミネラルや塩類、有機物などは天井に残留することがあり

これらの成分がシミをつくる原因に繋がります。

水が蒸発すると、天井に残った汚れや色素がシミとして目立つようになりこれらのシミは洗浄や塗装など

手を打たないとなかなか取り除くことは難しいでしょう。

 

湿気

閉め切った部屋や湿度の高い環境では、湿気が天井に吸収されてシミをつくる原因に繋がります。

建物内の湿度が高い場合、特に換気がしっかりできていない場合は湿気が天井に吸収されます。

これは特にバスルームやキッチンなど、湿気の多い部屋で起こりがちです。

そして外部からの寒冷空気と室内の暖かい空気が接触することで結露が発生し、

天井や壁に湿気が溜まりシミができてしまうのです。

あと湿気が建物内部で移動する際に、通気口や隙間をつたって天井に到達し湿気が凝縮して

シミができることもあります。

天井に湿気が蓄積するとシミができる可能性が高くなってしまいますので、湿気の原因をしっかりと把握し

十分な換気や断熱対策を行うことがとても大切になってきます。

 

カビや菌の成長

湿気のある環境や水漏れのある場所では、カビや菌が繁殖しやすいためこれらの微生物が天井に付着しシミをつくる原因になります。

湿気の多い環境はカビや菌の繁殖を促進し、特に換気が不十分で水漏れが発生している場所では

湿気が天井に蓄積してカビや菌の成長を早めます。

天井に付着したほこりや皮脂、食品の残りカスなどはカビや菌の栄養源です。

これらの有機物が湿った状態で天井に残っていると、ますますカビや菌は増殖してしまいます。

天井が不定期に清掃されていないと、ほこりや汚れは増えていく一方でカビや菌の溜まり場になっていきます。

特に高い湿度の場所や換気ができていない場所では、溜まった上にカビや菌は増殖してしまいます。

そして天井の断熱性能が低いと、外部からの冷気が内部に侵入しやすくなります。

この冷気と室内の温かい空気の接触すると、結露が発生して湿気が天井に溜まりやすくなってしまいます。

これらが原因で天井に湿気と有機物が組み合わさると、カビや菌の繁殖が進み、シミができる原因になるのです。

カビや菌の成長を防ぐには、定期的に点検を行い換気や清掃を行うことと、適切な断熱対策を行うことが必要になってきます。

 

 

天井のシミを放置してしまうとどうなるか

見た目の問題

シミは時間とともに広がり、だんだんと濃くなってしまうこともあります。

その後、天井や壁全体に広がってしまいはじめは小さなシミでも目立つようになってしまい、

誰が見てもわかりやすい大きなシミになってしまうのです。

これは部屋の美観を損なうことになりますし、シミが原因で家族にアレルギー反応が出てしまうケースも珍しくありません。

 

健康被害

シミは湿気やカビ、菌の繁殖を促進します。

これらの微生物は、アレルギー反応を起こしたり呼吸器疾患など健康に悪影響を及ぼします。

特にカビは、その胞子を口鼻から吸い込むことで健康被害を引き起こすことが知られています。

これらから家族を守るためにも、シミを放っておいてはいけません。

 

構造的損傷

水が建物内部に侵入し湿気が発生することで、天井の材料や構造に損傷が生じる可能性がでてきます。

木材や石膏などの建材は、水による浸透や湿気に大変弱いです。

放置してしまうと、天井の構造的な安定性が低下してしまうでしょう。

 

臭いの発生

シミやカビによって、特有の臭いが部屋全体に放出することもあります。

家全体に悪臭が広がってしまい居住環境が損なわれてしまいますし、生活の質を低下させる可能性が出てきます。

天井にできたシミは放置せずに、早めに適切な対策を行うことが重要です。

シミの原因を特定して水漏れや湿気の問題を早急に解決することで、建物や健康への被害が大きくなる前に手を打つようにしましょう。

 

ご自宅の天井や壁に、今現在思い当たるシミはないでしょうか。

長年住んでいるとあまり天井をしっかりと点検することは、意識していないとできないことです。

シミがなくても、定期的に点検と清掃を行うことでシミや劣化は防げるものです。

もし点検をしたことがなく不安な場合は、ぜひご相談ください!

ご連絡お待ちしております!

 

お問い合わせ:立花工業株式会社☎080-7404-0035

 

 

 

【記事を作成している人】

 

立花工業株式会社のブログ担当 アライです。

屋根工事やリフォームについて日々勉強しながら、分かりやすい言葉を意識して作成しています。

少しでも参考になればうれしいです!