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突然の雨漏り…事前の対策とリフォームの目安について ご紹介!

長年住んできた家に雨漏りが発生することはもちろん想像できると思いますが、 10年未満の新築でも雨漏りが起こるケースは多々あります。
常に雨や風などから守ってくれる屋根は、家を建てた後のメンテナンスがとても重要です。


事前にリフォームのタイミングや費用を知っておくと、自然災害や突然の雨漏りなどから未然に防ぐことは可能です。
破損や劣化してから気づくといったことをさけるために、是非参考にしていただきご自宅の屋根をチェックしてみてください。

 

 

【屋根材の特徴と耐久年数】


最も寿命の長い屋根材。耐久年数は約40年以上。スレートなどのように定期的に塗装を行う必要がない。
しかし、歪みや瓦の割れ・欠け、ずれや崩れなどの劣化がないかを定期的に
点検を行い早めのメンテナンスすることで、自然災害時に備えることが大切。

また、瓦本体は丈夫でも野地板、防水紙が劣化している場合が多く、瓦をめくり下地状態の目視での点検が重要。

屋根の重さで変わること

 

スレート


現在最も使用されている屋根材。耐久年数は約10~15年とされ、屋根材の年数ごとに適切なメンテナンスを行い屋根の寿命を延ばせる。


●新築~約7・10年

→立地環境にもよるが、早めの劣化も考えられるので塗装でのメンテナンス。


●約10~15年

→棟板金の交換がおすすめ。

(経年により劣化するため)基本的には塗装を行うタイミングで一緒に行うと、足場代の節約でおすすめ。


●約20~30年

→屋根カバー工法や屋根ふき替え工事の検討。屋根材のひび割れ・浮き・反りが目立つと塗装では補えない。

また、一緒に屋根材の下に設置されている防水紙や野地板などの下地もメンテナンスを行う。

 

金属


屋根材の中でも軽く、近年デザインが増え屋根ふき替えや屋根カバー工法時に金属屋根を使用することが増えてきた。
表面は塗装が施され、外壁やストレート材と同じく色あせは塗膜が劣化してきている状態といえるので注意。
放っておくと金属にも影響が出てきて、台風など強風時の飛来物により傷つく場合もあり雨漏りの原因に。

劣化症状の確認とメンテナンスはとても重要。

耐久年数は種類によって異なり、
一番メジャーなガルバリウム鋼板は約20~30年、ジンカリウム鋼板は約30~50年、銅板などは厚みによっても変わってくる。

雨樋工事

 

リフォーム方法 メリット・デメリット


①屋根葺き替えの場合 ※詳しい内容はこちら!


これまでの屋根を解体・撤去して、新しい屋根に葺き替えること。

 

相場は屋根材によって異なるが、瓦・スレートなど約6000円~/㎡。

屋根材だけでなく、野地板や防水紙といった下地も新しくする施工方法。
すべての屋根で施工可能だが、既存の屋根材より重たい屋根に葺き替えはできない。
既存の屋根を剥がすため、野地板(下地木材)に異常があれば気づくことができる。

補修や細かいメンテナンスが可能で、耐久年数は長くなり耐震性の強度も増す。

 

メリット

新しい屋根になるため、耐用年数は長くなる。

屋根材をすべて剥がすため、下地の劣化箇所も補修ができる。

軽い屋根材を使用することで、建物の軽量化により耐震性の向上が期待。

 

デメリット

大規模な工事になるため費用がかかり、工期が長い。(7~30日程度)

屋根材の廃棄や廃材が大量に出るため、処分費用がかかり

アスベストを使用している場合、高額な撤去・処分費用が発生する。

 

②カバー工法の場合 ※詳しい内容はこちら!


スレート屋根など今ある屋根の上に、防水シート(ルーフィング)と新しい屋根材をかぶせる施工方法。相場は約80万~。

 

メリット

断熱つき屋根材を使うことで断熱・遮音性がよくなる。

リフォーム代が安く、工期が短い。(2~14日程度)

廃材があまりでないため、産廃費がおさえられる。

 

デメリット

屋根の劣化状況によっては施工できない場合がある。

瓦屋根には施工できない。

下地や内部が劣化していたら、新しい屋根を被せるだけでは危険。

 

一般的な住宅であればカバー工法を選択することでリフォームの費用を抑えることができます。

費用の安さ重視、元の屋根にアスベストが含まれている屋根や、将来的に家を転居・解体予定の屋根におすすめです。

長年にわたり雨漏りしていた場合、下地が劣化している可能性が高いためカバー工法より葺き替え工事を検討されたほうが良いといえます。

 

雨どいのメンテナンス

建物や屋根に合わせた素材・形状を選ぶこと

雨どいとは、軒下で雨水を受け止め排水口へ誘導する通路のこと。

雨どいを普段目にしたとしても、詳しく役割を知っている方は少ないかもしれません。

構造を理解し、点検やメンテナンスができていれば雨だれなどのストレスを防ぐことができます。日頃から知識をもって、チェックしてみてください。

 

どこを見たらよいか?

落ち葉・ゴミなどのつまりを確かめる。

変形していないか、傾斜が正しい位置にあるか。

設置時期はいつだったか?

 

①落ち葉・ゴミなどのつまりを確認する 特に家の近くに樹木がある場合は、定期的に雨どいを見るようにしましょう。

主にたまりやすいのは、集水器です。 集水器にゴミがたまると、排水不全の原因になるので要注意です。

あと中の状態が見えない竪樋は 普段から水の流れを把握することで、異常がある時に気づきやすくなります。

 

②変形していないか、傾斜が正しい位置にあるのか 雪・台風・強風によって軒樋が変形してしまうことがあります。

見た目では分からない程度の広がりの場合は、 雨の日の様子を見ることで不具合につながる程度なのか、判断することができます。

つまり、雨の日に雨どいを 見ておくと色々な発見がしやすくなります。

 

③雨どいを設置したのはいつか 一般的に15~20年の寿命といわれています。

定期的に雨どいを見ていて見た目では問題なくても 劣化している場合もありますので、設置時期を把握しておく必要があります。

 

 

屋根の種類やメンテナンスについて、一部ご紹介させていたきました。今お住いの家を事前にメンテナンスをすることで防げることもありますので、是非参考にしてみてください。

また、リフォームに関しては現場調査をしっかり行うことで部分工事で済むのか・屋根全体を補修しなければならないのか判断する必要がありますので、費用だけで選択するのではなくまずはお気軽にご相談ください!

こちらの内容もぜひご覧ください!「屋根修理業者の探し方」

 

お問い合わせ:立花工業株式会社 ☎080-7404-0035